sandrutanの日記

本で気になったことのメモです。気取ってます。主観がバリバリ介入します。

竜馬がゆく①

 

さて、今回は司馬遼太郎竜馬がゆくから抜粋します。

 

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命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は始末に困る。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業を成し得られぬものなり。

 

愛嬌とは女の愛嬌ではない。無欲と至誠からにじみでる分泌液だ。

 

はい。これはかの有名な竜馬が行くの中の一節で、西郷隆盛坂本竜馬の人柄について解説してるところですね。何巻のどこかは忘れました。

 

 

『ああ、かっこいいな。こういう人』

と、率直に思うわけです。ああ、こんなオオモノに憧れてるんだなって。国家に大業成し遂げるとかカッコいいじゃないですか。

 

でも私がカッコいいと思って、憧れて

 

命も要らない金も官位もいらないーーー!!ってなっても、

 

僕はどこかで

『ボクチンのことを他人様がそんな感じで見ますよーに!』

 

と願ってしまうなと思いました。

 

また、無欲と至誠からにじみでる分泌液を出すために、自分の中の欲を無にする(ように見せかけた時点で欲がある)

 

というよくわかんないジレンマを抱えてしまうわけです。

 

この言葉かっけぇ。と、思っているうちはダメなんですね。

いつか自分の中の何かが刺激されて、この言葉のことを忘れた頃に、

 

『あれ、君って金とか官位とかいらないの?』『無欲だから分泌液ドバドバだね』的なニュアンスを他人様からいただけたら、

 

本物ですね。

 

もう大業成し遂げた人です。

まあ、大業成し遂げた人って

『大業なしとげてぇ!』とは思ってなくてとにかく目の前に集中しまくった結果ということなんだなって。